呼吸器内科

呼吸器内科
呼吸器内科

概要

診療内容

呼吸器内科は病棟においては総合内科と一緒に診療を行なっております。
外来部門を分けて専門性の高い疾患を対象に円滑に診療を行なっております。

1.呼吸器感染症
肺炎・気管支炎・肺結核・非結核性抗酸菌症・肺真菌症・膿胸など

誤嚥性肺炎

当院では、肺炎が肺がんの次に入院数の多い疾患です。誤嚥性肺炎は年々増加しています。
医師による治療と並行してチーム医療呼吸器サポートチーム・RST)を介入させて積極的に治療していきます。
言語聴覚士・理学療法士・作業療法士等のセラピストによるリハビリテーション嚥下造影検査(入院のみ)などによる評価を行い、早期の退院を目指します。

2.腫瘍性疾患
肺がん・胸膜中皮腫・縦隔腫瘍・良性肺腫瘍など

肺がん

本邦の死亡原因の中では悪性腫瘍が最も多く、その中でも肺がんの死亡者数は1998年より第一位となっています。
診断には、喀痰検査採血胸部レントゲンCT検査MRI検査等を行います。その上で必要に応じて、気管支鏡検査CTガイド肺生検等を施行致します。
当院での気管支鏡検査・CTガイド肺生検は、患者様に出来るだけ苦痛のない検査を心がけています。
また、大阪府指定がん診療拠点病院でもある当院では、肺がんの抗がん化学療法も専門的に行っています。

3.肺気腫などのタバコ関連疾患(COPD)

毎週木曜日に予約制で禁煙外来を設けています。COPDの早期発見・早期の治療介入を目指しています。
また、リハビリテーション科と連携して「呼吸リハビリテーション」を積極的に導入しています。
重症症例においては、在宅酸素療法マスク式人工呼吸法を導入し、外来治療を続けて行きます。

4.気管支喘息

気管支喘息では、毎日の治療や生活のコントロールが重要であるため、薬剤師による吸入指導などを積極的に行っています。

5.びまん性肺疾患
間質性肺炎・肺線維症・過敏性肺炎・じん肺・サルコイドーシスなど

6.胸膜疾患
気胸・胸膜炎など

7.血痰・喀血

適応を検討して気管支動脈塞栓術を放射線科で行っています。

8.睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。Sleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、「SAS(サス)」とも言われます。日中の居眠りが交通事故や労働災害につながりかねないことからも注目されていますが、最近では、糖尿病や高血圧、心疾患をはじめとする生活習慣病とも関連があると言われています。当院では、SAS簡易検査から、1泊の入院を必要とする睡眠ポリグラフ検査(ポリソムノグラフィ・PSG)、治療(CPAP治療など)を専門的に行っています。

現在、毎週月曜日の総回診以外に、水曜日には気管支鏡検査、金曜日には、呼吸器サポートチーム(RST)によるラウンドを行っています。

禁煙外来

睡眠時無呼吸症候群

呼吸器サポートチーム

呼吸リハビリ

外来化学療法室

スタッフ紹介

  • 江口 典孝

    副院長

    江口 典孝えぐち のりたか

    専門分野
    • 一般内科
    • 呼吸器疾患
    認定資格
    • 医学博士
    • 日本内科学会総合内科専門医
    • 日本医師会認定産業医
    • 日本結核病学会認定医
    • 日本病院総合診療医学会認定医
    • 日本感染症学会認定 ICD
    • マンモグラフィー読影認定医
    • 臨床研修医 プログラム責任者
    • 厚生労働省主催緩和ケア基本教育のための指導者研修修了
  • 河面 聡

    部長

    河面 聡こうも さとし

    認定資格
    • 日本呼吸器学会指導医
    • 日本呼吸器学会専門医
    • 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医
    • 日本内科学会総合内科専門医
    • 日本アレルギー学会専門医
    • 日本内科学会認定内科医
    • 人間ドック健診専門医
    • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
    • 日本医師会認定産業医
  • 臨床工学技士/ME科技士長

    喜多 良成きた よしなり

  • 理学療法士

    辻 洋文つじ ひろふみ

外来担当医表

午前 1診 山本 中西 河面
(予約制)
午後 1診 江口
(予約制)
検査 気管支検査 CTガイド
肺生検