初期臨床研修医

初期臨床研修医

初期臨床研修のご案内

私たち済生会泉尾病院は、初期臨床研修を通じて今後医師として活躍していただくための土台を築くことを目標としております。
研修プログラムの特色としては、地域に密着した急性期を中心とする多機能型ケアミックス病院であるため、多様な病期・病状に接することによって、プライマリ・ケアをはじめ医師としての幅広い基盤を形成できます。

初期臨床研修のご案内

プログラムについて

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大阪府済生会泉尾病院 (管理型病院)

施設概要

住所 大阪市大正区北村3-4-5
診療科 27科
医師数 初期臨床研修医 5名
常勤医師 70名(うち指導医21名)
非常勤医師 63名
※令和6年4月1日現在
病床数 440床
HCU 6床
一般病棟 274床(うち開放病床38床)
地域包括ケア病棟 60床(うち開放病床4床)
回復期リハビリテーション病棟 60床(うち開放病床4床)
療養病棟 40床(うち開放病床1床)
人工透析 46床(第1透析室31床、第2透析室15床)
救急体制(24時間体制) 内科系:1名
外科系:1名
循環器内科:1名
病院機能評価 2020年8月
学会認定 日本心血管インターベンション治療学会研修施設
日本高血圧学会研修施設
日本麻酔科学会研修施設
日本眼科学会専門医制度研修施設
日本不整脈心電学会認定不整脈専門医研修施設
日本消化器内視鏡学会指導施設
日本がん治療認定医機構認定研修施設
日本呼吸器学会関連施設
日本消化器外科学会専門医修練施設
日本整形外科学会専門医制度研修施設
日本透析医学会専門医制度認定施設
日本医学放射線学会放射線科専門医修練機関
日本糖尿病学会認定教育施設
日本皮膚科学会認定専門医研修施設
日本泌尿器科学会専門医教育施設
NCD施設
日本腎臓学会研修施設
三学会構成心臓血管外科専門医認定機構関連施設
日本アレルギー学会アレルギー専門医準教育研修施設
日本リウマチ学会教育施設
日本消化器病学会専門医制度認定施設
日本外科学会外科専門医制度関連施設
日本循環器学会研修施設
心臓リハビリテーション実施施設
日本肝臓学会関連施設

基本統計

入院 1日平均入院患者数 320.5人
年間新入院患者数 5,365人(月平均447人)
※2023年度実績
外来 1日平均外来患者数 495.2人/日
延べ外来患者数 145,027人/年
※2023年度実績
救急医療 年間救急件数 5,127件/年
年間救急車搬送件数 3,550件/年
※2023年度実績
手術数 2023年度計 1,325件
外科 513件/年
整形外科 365件/年
泌尿器科 205件/年
眼科 143件/年
形成外科 65件
その他 34件

協力型病院

関西医科大学附属病院

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関西医科大学総合医療センター

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愛染橋病院

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光愛病院

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研修医の処遇

身分 常勤嘱託医
給与

1年次
月額:305,000円
賞与:762,500円
(参考)支給実績 1年次研修医平均 512万円(各種手当込み)

2年次
月額:310,000円
賞与:775,000円
(参考)支給実績 2年次研修医平均 558万円(各種手当込み)

手当 通勤手当、時間外手当、宿・日直手当、賃金改善手当
勤務時間 平日 8:45~17:00
土曜日 8:45~13:30(隔週)
休日 毎週日曜日
隔週土曜日
国民の祝日
年末年始(12月29日~1月3日)
その他
有給休暇(法定通り付与)
リフレッシュ休暇 4日
社会保険 健康保険
厚生年金保険
雇用保険
労災保険
医師賠償責任保険 強制加入
宿舎 1ルーム型
食事 職員食堂 1食300円~
健康管理 定期健康診断を年2回実施
学会 参加可(院内規定に該当すれば旅費等の支給あり)
図書室 24時間利用可能

2025年度 初期臨床研修医 募集要項

応募資格 第119回医師国家試験を受験する者
マッチング

医師臨床研修マッチングに参加しています。

試験日 2024年8月17日(土)
※詳細は決まり次第ご案内いたします。
(予定:9時30分集合⇒9時45分試験開始)
応募方法 履歴書(PDF)、成績証明書、健康診断書を添えて下記宛に郵送してください。
※封筒に「履歴書在中」と朱書きしてください。
※2024年8月14日(水)到着分まで受け付けます。
試験内容(予定) 医学一般試験(30分)・小論文(30分)・面接(10~15分)

プログラム責任者からのメッセージ

指導医からのメッセージ 内科 部長 江口 典孝

初期臨床研修を通じて今後医師として活躍していただくための土台を築くことを大きな目標としています。

一般臨床研修では、今回から一部改正となった制度に従って研修プログラムを作成しています。必須選択科目は個々の希望に合わせて選択可能です。当院は440床の中規模ケアミックス病院です。

当院は各科の壁が非常に低く、研修ローテーション中でも他科の指導医にも気軽に質問できる雰囲気があります。地域医療の研修では、地域の開業医の先生にお願いして、在宅医療など実際の現場を体験してもらっています。医師として最初の数年間にぜひ身につけておくべきことに「救急診療」があります。私たちの病院では、内科系(腹部救急を含む)、外科系および循環器科がそれぞれ当直・救急診療を行っており、指導医のもとでこれらの疾患についての診断と救急処置を学ぶことができます。

当院は365日24時間活動しており、夜間でもレントゲン・CTなどがとれ、緊急検査は常時稼働しています。熱心なたくさんのコ・メディカルたちが患者さんのためにスタンバイしています。一方、医療は急性期ばかりではありません。地域の中核病院として急性期から回復期・療養型医療を受け持つ泉尾病院を含む泉尾医療福祉センターは、老人福祉施設・身体障害施設・知的障害者更生施設など約800床を有します。ここでは、終末期の医療や医療の社会的側面を学ぶ良い機会があると思います。さらに、当院のみでは研修が不十分と思われる部分は、当院の協力病院・医療施設などとも連携して、十分な経験を積めるようにしています。
また、全国の済生会病院ともお互いに連絡・連携を取り合いながら、より良い研修を進めていくようにしています。

新しく医師の仲間に入る皆さんは、大きな希望といくばくかの不安を抱いていることと思います。医師としての仕事は、患者さんや私たち自身にも大きな喜びをもたらすことのできるすばらしい仕事です。皆さんといっしょに勉強できることを心待ちにしています。

プログラム責任者(出身大学:広島大学)
副院長江口 典孝

総合内科・指導医からのメッセージ

済生会泉尾病院は病床数440床の中規模病院で、大阪市内の大正区にあります。医局はひとつ(1部屋)で、横の垣根は皆無と言えます。他の研修病院と同じく、各専門科をローテートしながら研修を積んでいきます。

循環器内科では心電図の読み方、心エコー、心臓カテーテル検査などを学びます。消化器内科では、腹部エコー、胃カメラ、大腸カメラ、腹部CTなどを、総合内科では、問診・身体所見の取り方、検査データの読み方に始まり、気管支鏡、透析、胸部レントゲン・CT、骨髄穿刺、腰椎穿刺などを学びます。また、各科においては、研修医の希望の疾患を、より重点的に受け持つことができます。

当院の特徴としては、総合内科を有する点です。総合内科以外に循環器内科、消化器内科、糖尿病・内分泌内科、神経内科がありますが、それ以外のすべての疾患、あるいは多疾患の合併の場合、総合内科で受け持つことになります。また、初診患者様の場合、明らかな循環器、消化器、内分泌内科疾患以外は、まずは総合内科の初診外来で診察することになります。初期研修医としては、このうえない環境でGeneral Medicineを学ぶことができます。

総合内科では、呼吸器内科、透析内科、血液内科、膠原病内科を専門で受け持ちますが、それ以外でも、内科全般にわたる疾患は、総合内科で受け持ちます。

初期研修医の先生、Generalistをめざす先生、いっしょに学んでいきましょう。心よりお待ちしています。