糖尿病・内分泌内科

概要

ご挨拶

糖尿病は代表的な生活習慣病です。食事療法と運動療法がその治療の根幹であるのは言うまでもありません。しかし多くの患者さんには薬物療法も必要となります。糖尿病の9割を占める2型糖尿病の治療は新薬の登場で大きく変化しています。またインスリン治療が必要となる1型糖尿病の治療も、24時間血糖測定が可能であるCGM（持続血糖モニタリングシステム）の進歩により新時代に入りました。当科では最新のエビデンスに基づいた糖尿病診療を提供するようにしています。健診などで血糖値が高めといわれた場合にはそのまま放置せず、是非一度受診されることをお勧めします。また甲状腺疾患をはじめとした内分泌疾患についても正確な診断と標準的治療を提供していますのでいつでもご相談下さい。

診療内容

2型糖尿病の薬物療法は近年SGLT2阻害薬やGLP-1受容体作動薬などの新しい薬が使用可能となり大きく変化しています。また24時間血糖測定できるCGM（持続血糖モニタリングシステム）の活用も当たり前の時代になりました。当科では最新のエビデンスに基づいた標準的治療を提供できるように努めています。内分泌疾患についても正確な診断に基づいた治療を提供するようにしています。

• 糖尿病教育入院
  当科では糖尿病についての理解を深めていただくために、入院患者さんを対象に糖尿病教室を定期的に開催しています。糖尿病教育入院は2週間を基本としていますが、患者さんのご希望にあわせて臨機応変に対応することも可能です。
• 糖尿病透析予防指導外来
  当科では糖尿病腎症2期以降の患者さんを対象に、腎症の進展予防目的のための外来糖尿病透析予防指導外来を設けています。当科主治医の診察後、看護師・管理栄養士により、栄養指導を中心とした生活指導をお一人当たり30分程度の時間をかけて行っています。外来日に合わせ定期的に実施し、治療のサポートを行います。糖尿病透析予防指導外来では、医師のみによる通常の外来と異なり、看護師と栄養士が時間をかけてお話を伺いながら、患者さんの生活習慣を十分に振り返ることができます。
  また糖尿病療養指導士の資格を有する看護師による糖尿病看護外来やフットケア外来も併設しています。
• 内分泌疾患
  甲状腺疾患をはじめとした内分泌疾患に対しても、豊富な臨床経験を有する専門医が標準的医療を提供致します。

施設認定

日本糖尿病学会教育認定施設、内分泌代謝・糖尿病内科領域研修施設

主な対象疾患

• 糖尿病
• 脂質異常症
• 痛風
• 骨粗鬆症
• 下垂体疾患（先端巨大症、プロラクチノーマ、クッシング病、下垂体機能低下症、成人成長ホルモン分泌不全症など）
• 甲状腺疾患（バセドウ病、橋本病、亜急性甲状腺炎、甲状腺腫瘍など）
• 副甲状腺疾患（原発性副甲状腺機能亢進症、副甲状腺機能低下症など）
• 副腎疾患（クッシング症候群、原発性アルドステロン症、褐色細胞腫、副腎腫瘍、先天性副腎過形成など）
• 性腺疾患（性腺機能低下症など）

泉尾健康DIARY

2024.10.01

肥満と2型糖尿病

スタッフ紹介

• 

  主任部長

  住谷 哲すみたに さとる

  専門分野	糖尿病 内分泌
  認定資格	医学博士 日本内科学会総合内科専門医・指導医・近畿支部評議員 日本糖尿病学会専門医・指導医・学術評議員 日本内分泌学会専門医・指導医・評議員 内分泌代謝・糖尿病内科領域指導医 日本人間ドック学会専門医・指導医 日本医師会認定産業医

• 

  参与

  生水 晃しょうず あきら

  専門分野	糖尿病
  認定資格	医学博士 日本糖尿病学会糖尿病専門医／指導医 日本透析学会専門医／指導医 日本内科学会認定医

• 医長

  小川 善史おがわ よしふみ

  専門分野	糖尿病 内分泌
  認定資格	医学博士

• 

  内科専攻医

  爲定 賢一郎ためさだ けんいちろう

• 

  内科専攻医

  山本 紗優やまもと さゆ

• 

  内科専攻医

  上杉 将功うえすぎ まさかつ

• 非常勤医師

  別府 暁子べっぷ　あきこ

外来担当医表

		月	火	水	木	金	土
午前	1診	住谷	生水	住谷	小川	住谷	交代制 (1,2,3週)
	2診	生水	別府	小川	ー	生水	ー
備考		(予約制)透析予防指導外来・看護外来
		糖尿病教室 フットケア外来	糖尿病教室 フットケア外来	糖尿病教室	糖尿病教室 フットケア外来	糖尿病教室 フットケア外来	ー