造影剤とは、体の異常をわかりやすくするお薬で、おもに腕の静脈から注入します。病気の中には造影剤を使用しないと見つけることのできない病気がたくさんあります。
ほとんどの人は異常なく検査が終わりますが、稀に下記のような副作用が検査中もしくは検査後に生じる方がいます。
造影剤を用いた検査を受けられた方の中で、検査終了後1時間程度から数日後に、遅れて上記症状の造影剤副作用が見られる場合があります。もし造影剤検査を受けられ遅発性副作用と思われる症状がありましたら、病院までお問い合わせ下さい。
次のような既往歴がある方は、造影剤副作用が比較的起こる頻度が高いので、必ず検査の前に担当者に申し出てください。
造影剤による副作用発生をあらかじめ予知する事はできません。
ただ、検査前に水分を多めに摂ると副作用の発生頻度が少なくなると言われています(検査によっては水分を摂れない場合があります。担当者にご確認ください)。
ヨード系造影剤(造影CT検査)使用前後の糖尿病薬の一部(ビグアナイド剤)に休薬が必要になります。
期間は造影検査前後3日間です。
但し、造影後の腎機能回復に不安がある場合には医師の判断で再開時期を検討致します
造影剤を使った検査の場合、検査前の一食は摂らないようお願いします。検査部位によっては飲水も不可の場合がありますので、ご了承ください。
帰宅後は入浴や食事、運動などの日常生活は普段どおりでかまいませんが、以下の点に注意してください。