放射線科｜大阪府済生会泉尾病院

概要

ご挨拶

高度化する現代医療において全ての診療科において各種画像検査はなくてはならないものとなっています。画像診断機器の進歩に伴い、画像検査結果に対する正確な評価、診断はより高度化・複雑化している中、当院では画像検査のスペシャリストである放射線診断専門医、核医学専門医により作成された読影レポートを各科の診療へ提供しております。
またさまざまな疾患に対する低侵襲治療としてインターベンショナルラジオロジー（IVR）と呼ばれる画像下治療にも積極的に取り組んでいます。
当院放射線科では高度な検査技術と専門的知識を持ったスタッフが、患者さんに正確・迅速・適切な医療を提供できるように努力しております。検査・画像下治療などに関するご質問がございましたら、お気軽にお尋ねください。

診療内容

放射線科では各種画像診断とIVRを担当しております。業務は常勤医2名と非常勤医師7名の診療で診療を行っております。
画像診断ではCT、MRI、核医学検査の読影レポートを作成し、院内の全ての電子カルテシステム上で参照することができます。
院内からの依頼のほか、病診連携による地域医療機関からの画像診断検査依頼にも対応し、検査データおよび画像診断レポートを依頼された医療機関へ提供しております。
IVRでは常勤の日本IVR学会認定のIVR専門医に加え、関西医科大学血管造影IVR科とも連携し肝細胞癌に対する血管塞栓術や各種出血に対する緊急止血術をはじめ、画像ガイド下による各種生検、ドレナージなど血管系、非血管系どちらも幅広い手技に対応しております。

主な対象疾患

CT （64列マルチスライスCT 2台）
全身単純CT検査のほか、造影剤を用いた造影CT検査
冠動脈CT、CT angiography
MRI （1.5T 1台）
各部位単純MRI検査、造影MRI検査
頭部VSRAD検査
核医学検査（ガンマカメラ1台）
各種シンチグラフィー検査
血管造影装置（頭腹部用1台・心臓用1台）
血管系検査、治療
血管造影、肝細胞癌に対するTACE、内臓動脈瘤、BRTO、AVM、出血に対する緊急止血等
非血管系検査、治療
CT/USガイド下生検、ドレナージ、CVポート作成等
骨塩定量検査
健診胃透視検査
マンモグラフィ

専門分野	IVR 画像診断
認定資格	日本医学放射線学会放射線専門医日本医学放射線学会放射線診断専門医日本医学放射線学会研修指導医日本IVR学会専門医・指導医

専門分野	放射線科全般

検査・治療実績（2023年度）
一般撮影	20,072件/年
CT	12,999件/年
MRI	2,594件/年
核医学検査	316件/年
骨塩定量	936件/年
健診胃透視	541件/年
マンモグラフィー	468件/年
IVR	60件/年

検査・治療実績（2023年度）

一般撮影

20,072件/年

12,999件/年

MRI

2,594件/年

核医学検査

316件/年

骨塩定量

936件/年

健診胃透視

541件/年

マンモグラフィー

468件/年

IVR

60件/年

医療関係者の方へ

放射線科では病診連携による地域医療機関からのCT/MRI/RI各種画像診断検査、およびIVR治療依頼に対応致しております。
検査終了後数日以内に郵送にて画像データおよび画像診断レポートを提供いたします。

検査・治療の依頼についてはこちらをご確認ください。

その他

よくある質問

放射線検査でご注意いただきたいこと

撮影部位にある金属類などは取り外してください。また検査前に、食事の制限や薬の服用などをお願いする場合があります。

貴金属（ネックレス、ピアスなど）
メガネ、入れ歯
金属の入った下着（ブラジャーなど）
ベルト、ファスナー
エレキバン、湿布

検査前に上記のものがないかチェックし、該当する場合は取り外していただきます。検査着もご用意しておりますのでご安心ください。
検査当日は、脱着しやすい服装でお越しください。

MRI検査でご注意いただきたいこと

MRI検査は磁場の中で検査を行うため、状況によっては検査を受けられない場合があります。
以下に該当する方は必ず検査前にスタッフへお知らせください。

検査を受けられない可能性のある方

心臓ペースメーカーがある方
人工内耳を使っている方
心臓にステントがある方
体内に避妊リングなどがある方
手術による人工関節・針金・脳動脈瘤クリップなどの金属が体内にある方
妊娠している方・または可能性のある方
歯の矯正、インプラントなどをされている方
閉所恐怖症など狭いところが苦手な方
以前にMRI検査で気分が悪くなったことがある方

核医学(RI)検査を受けられる方へ

食事制限や服薬中の薬の一時休薬をお願いする場合があります。
撮影する臓器によって検査までの待ち時間が異なる場合があります。薬剤注射後すぐに検査する場合や検査後数日後に再度来院していただく場合があります。

造影検査を受けられる方へ

詳細はこちら

IVR（画像下治療）とは

詳細はこちら

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